15年目の理学療法士が後悔している3つのこと【残業、学会など】
私は15年目の理学療法士です。
これまで仕事をしてきて、後悔していることがあります。
それは「仕事に力を注ぎすぎたこと」です。
特に以下の3つです。
2.学会発表や勉強会に参加しすぎたこと
3.自分の意見や感情を表現しなかったこと
少しでも、みなさんが「仕事に力を注ぎすぎない」で欲しいと思い、この記事を書きました。
15年目の理学療法士が後悔している事3つ【残業、学会など】
15年目の理学療法士ですが、これまでの人生において「仕事に力を注ぎすぎたな」と感じています。
特に以下の3つです。
・学会発表や勉強会に参加しすぎたこと
・自分の意見や感情を表現しなかったこと
一つずつ解説していきます。
残業しすぎたこと
私は理学療法士としての「責任感」や「使命感」から、残業をしすぎてきました。
私は残業することで、患者さんのためになっていると思っていました。
しかし、それは本当にそうだったのか。
私は残業することで、自分の体や心に負担をかけ、健康や精神を損なってしまいました。
時に、メンタルを病んで、1ヶ月休んだこともあります。
かえって迷惑をかけただけです。
また、残業することで、自分のプライベートの時間を失ってしまいました。
いま思えば、仕事を早く終わらせることも仕事のうちだと思っています。
理学療法士の現場で、仕事を上手に断る方法【3ステップ】|りはスタ
学会発表や勉強会に参加しすぎたこと
私は理学療法士としての知識や技術を高めるために、学会発表や勉強会に積極的に参加してきました。
しかし、それらの活動は私にとって本当に必要だったのか。
特に、学会発表は、県内から全国学会に至るまで計10回もしました。
でも、結局は自分より優秀な人達ばかりです。
時間や労力の割には、対価はあまりありません。
時間や労力、お金をかけることで、自分の趣味や家族との時間を削ってしまいました。
いま思えば、その時間をもっと趣味や恋愛に使えば良かったと感じています。
自分の意見や感情を表現しなかったこと
私は理学療法士としての専門性や倫理性から、自分の意見や感情を表現しないようにしてきました。
私は自分の意見や感情を表現することで、患者さんや上司や先輩に迷惑をかけると思っていました。
しかし、それは本当にそうだったのか。
私は自分の意見や感情を表現しないことで、自分の存在や価値を認められないと感じるようになりました。
また、自分の意見や感情を表現しないことで、自分の人間関係やコミュニケーションを乏しくしてしまいました。
人生なんて、あっという間です。
自分の感情に素直にならずして、誰が自分の人生を生きるのか。
「嫌われる勇気」という本を読んだとき「本当にその通りだな」「出てくる主人公(青年)と同じ気持ちだよ」と感じました。
理学療法士が読むと仕事がラクになるビジネス本【5選】|りはスタ
【補足】副業もスキルアップに繋がった
副業を始めたら、仕事がより捗りました。
というのも、副業をすると、理学療法士以外の視点が広がります。
そしてそれが、理学療法士の現場の仕事に生きることもありました。
・行動心理を学んだ → 患者さんの行動心理が分かった
・マネジメントを学んだ → 後輩や学生指導に活かせた
こんな感じで、副業(ブログ)を始めたことで、本業に活かせたことが沢山ありました。
なので、もっと早く副業を始めれば良かったなと思っています。
20代の理学療法士向け|給料を増やす方法3選【転職と副業】|りはスタ
まとめ
・副業で学んだことを、本業に活かすことができた
とはいえ、当然、学会発表や自己学習をした事が、副業に活きているのも事実です。
何をしたらいいのか迷っている人は「とにかく本業に注力する」のがベストです。
そこで得た知識を、他の人に提供(他者への貢献)をすることで、副収入を得るのがいいです。
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