理学療法士で生き残るためにすべき3つのこと【昇進も大切】
理学療法士なんだけど、食っていけるのか不安。理学療法士として生き残るためにはどうしたらいいんだろう?
そんな疑問をお持ちの方に向けた記事です。
この記事を読めば、
が分かります。
- 総合病院に勤務する(2023年現在)15年目の理学療法士
- 呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、がんリハ研修受講済、実習指導者講習受講済
- 養成校でのOSCE(オスキー:客観的評価能力試験)試験官
もっと詳しく知りたい方>運営者情報|りはスタをご覧ください。
結論から言うと、
理学療法士は「将来性がない」と言われる理由は、
- 理学療法士の人数が増加傾向にあること
- 人工知能(AI)の発展による仕事の奪われやすさ
- 職域の狭さや専門性の低さ
です。
そして、理学療法士として生き残るためには、
- スキルアップする
- 副業する
- 昇進する
の3つです。
なぜ理学療法士は将来性がないと言われるのか【3つの理由】
- 理学療法士の人数が増加傾向にあること
- 人工知能(AI)の発展による仕事の奪われやすさ
- 職域の狭さや専門性の低さ
理学療法士の人数が増加傾向にあること
毎年約1万人の理学療法士が誕生し、2040年には供給数が需要数の約1.5倍になると予測されています。
そのため、就職や転職の競争が激しくなり、仕事がなくなる可能性が高まります。
人工知能(AI)の発展による仕事の奪われやすさ
AIは医療分野においても多くの役割を担っており、理学療法士がおこなうリハビリテーションにも導入されています。
AIは機能訓練や画像解析などの点で理学療法士の助けになりますが、同時に仕事の一部を奪ってしまう可能性もあります。
職域の狭さや専門性の低さ
理学療法士は医療機関や介護施設などに就職する場合が多く、ほかの業界に転職するのが難しいという声もあります。
また、理学療法士は国家資格であるものの、専門性の高い資格や知識を持っていないと、ほかの理学療法士との差別化ができないという問題もあります。
理学療法士で生き残るためにしておくべき3つのこと
理学療法士で生き残るために以下3つはオススメです。
- スキルアップする
- 副業する
- 昇進する
強制ではないですが、生き残るには努力は必要です。
理学療法士で生き残るためにすべきこと①スキルアップする
スキルアップと言えど様々あります。
ですが、個人的には「他職種も取ることができる資格」を取ることをオススメします。
なぜかというと「資格の知名度があるから」です。
- 呼吸療法認定士
- 糖尿病療養指導士
- 心不全療養指導士
- 心臓リハビリテーション指導士
などです。
理由は、取得しても「知名度がない」ですから。
看護師や医者に「私は認定理学療法士を持っています」って言ってみてください。
「え?理学療法士っていう時点で“認定”されてるんじゃないの?」って言われて終わりです。
通じないですから。
でも心不全療養指導士とかなら、他職種も取れるので、知名度が高いです。
例えば、心不全療養指導士なら、看護師や薬剤師なども取得できます。
看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、管理栄養士、公認心理師、臨床工学技士、⻭科衛生士、社会福祉士の国家資格を有すること
理学療法士で生き残るためにすべきこと②副業する
理学療法士として生き残るためには「副業」はオススメです。
理学療法士にオススメの副業
- ブログなどのサイト運営(広告費)
- YouTube(広告費)
「ブログ」や「YouTube」はリスク低いです。
「身バレ」「顔バレ」もしなくて済みます。
「転売系」は、在庫を抱えるリスクがあるので、オススメしません。
「不動産投資」とかも理学療法士の給料じゃムリです。
ブログ | YouTube | 転売系 | 不動産投資 | |
オススメ度 | ◎ | 〇 | △ | × |
難易度 | 低 | 中 | 中 | 高 |
ブログで副業をするなら「しかまるさん」の動画がオススメです。
昇進する
「昇進」も理学療法士として生き残るために大切です。
「昇進したって、責任が増えるだけで給料増えないでしょ」
と思っている人、間違ってます。
「昇進」しないと、給料上がらなくなりますよ。
給料が上がりやすいのは最初(若い時)だけ。
後半(40代以降)は、給料の上がり率も減ります。
役がついてない高齢な平社員は、煙たいだけの存在です。
理学療法士はまだ食っていける【理由3つ】
とはいえ、理学療法士はまだまだ、食っていけると考えます。
理由は以下の3つ。
- 高齢者はまだ多い
- いろんな分野の仕事がある
- AIに完全に取って変わられることはない
一つずつ解説していきます。
理学療法士はまだ食っていける理由①高齢者はまだ多い
まだ高齢者は多くいらっしゃいます。
リハビリは「高齢者相手」がメインです。
なので、理学療法士はまだまだ食っていけます。
理学療法士はまだ食っていける理由②いろんな分野の仕事がある
理学療法士は、いろんな分野で仕事があります。
- 病院
- クリニック
- 老人保健施設
- 訪問看護ステーション
- 医療機器メーカーや一般企業
選ばなければ、どこでも働けます。
理学療法士はまだ食っていける理由③AIに完全に取って変わられることはない
理学療法士は「AI」に取って変わられることはありません。
AIはリハビリ(歩行介助など)は出来ないから。
でも、AIで「運動メニューを組んだり」は出来ます。
理学療法士はAIやロボットを使う側です。
まずは「チャットGPT」くらいは触っておくと良いです。
>ChatGPT (openai.com)
日頃からの勉強は必要【免許が更新制になるかも】
とはいえ「努力なし」の理学療法士はナンセンスかと。
免許が更新制になる可能性もゼロではないです。
運転免許証ですら、更新制ですから。
まとめ
- 理学療法士の人数が増加傾向にあること
- 人工知能(AI)の発展による仕事の奪われやすさ
- 職域の狭さや専門性の低さ
理学療法士として生き残るためには多少の努力はしておいたほうが良いです。
また、職場自体を換えるということもアリです。
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