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LFLG AS(低圧較差重度大動脈弁狭窄症)に対するリハビリについて知りたい。
LFLG AS(Low Flow, Low Gradient Aortic Stenosis)は、大動脈弁狭窄症(AS)の一種です。
- 低流量:心臓が送り出す血液の量が少ない。
- 低圧較差:大動脈弁を通過する際の圧力差が小さい。
この状態は、心臓のポンプ機能が低下している場合や、左心室が肥大している場合に見られます。
具体的には、以下のような定義があります。
- 大動脈弁口面積(AVA)が1.0 cm²未満
- 平均圧較差が40 mmHg未満
- 左室駆出率(LVEF)が40%未満
- 心拍出量(SVI)が35 ml/m²未満
LFLG ASは、心臓のポンプ機能が低下しているため、通常の大動脈弁狭窄症よりも診断が難しく、治療も複雑です。
ドブタミン負荷心エコーなどの検査を用いて、真の高度ASと偽の高度ASを区別することが重要です。
LFLG ASに対するリハビリ
- 低強度の運動:高強度の運動は避け、ウォーキングや軽いストレッチなどの低強度の運動から始めると良いでしょう。心拍数を急激に上げないように注意します。
- 徐々に負荷を増やす:運動の強度や時間を徐々に増やしていくことが重要です。急激な負荷の増加は心臓に負担をかける可能性があります。
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りはスタ運営者の「ぱぱひさ」と申します。総合病院に勤務する現役の理学療法士です。心臓リハビリテーション指導士・呼吸療法認定士を保有しています。がんリハ研修受講済・臨床実習指導者講習会受講済。OSCE(オスキー:客観的評価能力試験)試験官経験あり。心臓リハ・呼吸リハ・ICUリハの分野で働くリハスタッフのためのサイトとなるよう目指して記事を書いていきます。