リハビリ職の学会発表の方法【7つの手順で解説します】
リハスタ運営局
りはスタ
深部静脈血栓症の人のリハビリって、どんなことしたらいいの?気を付けることは?
こんな疑問をお持ちの方に向けた記事です。
結論からいうと、
と言えます。
しかし抗凝固療法を施行していれば,ベッド上安静でなく早期に歩行を行っても,あらたなPTE発症は増加せず,DVTの血栓伸展は減少し,疼痛も改善した591-593).下肢疼痛が強くない,巨大な浮遊血栓を伴わない,一般状態が良好などの条件がそろえば,患者をベッド上安静にせず早期歩行させることにより,DVTの悪化防止と患者のQOLの向上が期待できる.巨大な浮遊血栓症例では症例ごとの判断を要する.
当然、主治医からの指示に従うべきです。
あとは、SPO2モニターでSPO2をモニタリングしながら実施する、というのもポイントです。
下肢遠位の血栓の場合,D-dimerが5µg/mL以上のときは経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)モニター監視下に,5µg/mL未満のときは同モニター監視なしで運動療法を実施する.ただ,どのような場合でもDVTでは,圧迫やミルキングにより血栓が遊離し,PTEへと進展する危険性もあるので,下肢のマッサージは禁忌としている13).