患者さんに「偉そう」と思われにくい理学療法士の3つの特徴
理学療法士なんだけど、ネットサーフィンしていたら「理学療法士、偉そう」という検索予測が出てきたんだけど、自分も偉そうだと思われていないか心配だな。どんなことに気をつけたらいいだろう?
そんな方に向けた記事です。
この記事では、
をご紹介します。
結論から言うと、
「偉そう」と思われにくい理学療法士の特徴は、
- 患者さんや他職種とのコミュニケーションを大切にしている人
- 常に勉強しつづけている人
- ニーズや状態に応じた適切な介入をえらぶ人
の3つです。
- 総合病院に勤務する(2023年現在)15年目の理学療法士
- 呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、がんリハ研修受講済、実習指導者講習受講済
- 養成校でのOSCE(オスキー:客観的評価能力試験)試験官
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患者さんに「偉そう」と思われにくい理学療法士の3つの特徴
患者さんに「偉そう」と思われにくい理学療法士の特徴は、
- 患者さんや他職種とのコミュニケーションを大切にしている人
- 常に勉強しつづけている人
- ニーズや状態に応じた適切な介入をえらぶ人
の3つです。
患者さんや他職種とのコミュニケーションを大切にしている人
医療の知識や技術をひけらかしたり、相手の意見を聴かなかったりすると、偉そうに見えてしまいます。
患者さんや他職種とのコミュニケーションを大切にすることで、信頼関係を築き、協力的な姿勢をしめすことができます。
不安感を解消させることで、患者さんとの信頼関係を構築し、円滑な治療をもたらすことにつながります。
医師や看護師など、他の職種とのコミュニケーションについては、医師や看護師とコミュニケーションとれない理学療法士の特徴3つを参考にしてみてください。
常に勉強しつづけている人
理学療法士は医療の現場で働くため、常に最新の知識や技術を身につける必要があります。
自分の知識や技術に満足せず、常に勉強しつづけることで、自分のレベルを高めるとともに、謙虚な姿勢を保つことができます。
我々の日常生活でも、単なる幸運や周囲の協力・援助の賜物を、自分の能力と努力の成果だと見誤り、自分の実力を過信している人にお目にかかることは少なくない。
関連記事:1年目の理学療法士がスキルアップするための3つのコツ|りはスタ
ニーズや状態にあわせた適切な介入をえらぶ人
理学療法士は患者さんの動作能力を回復するための介入や指導を行いますが、それには患者さんのニーズや状態にあわせた適切な介入を選択することが必要です。
自分のやり方に固執したり、患者の意見を無視したりすると、偉そうに見えてしまいます。
社会人基礎力では、「柔軟性」を「意見の違いや立場の違いを理解する力」と定義し、「自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重し理解する」ことを行動例として紹介しています。
カンタンにできる「偉そうな態度」を直す方法【5つ】
偉そうな態度を直す方法は、自分の話し方や態度に気をつけることが大切です。
以下に5つの具体的な方法をご紹介します。
- 断定的な言い方を避ける
- 相手の話を聞く
- ゆっくり話す
- 物事をストレートに言いすぎない
- 笑顔を心がける
断定的な言い方を避ける
自分の意見や考えを伝えるときには、「〜だと思う」「〜のように感じる」などと、自分の主観であることを明示する言い方をすると、相手に押しつける印象を与えにくくなります。
相手の話を聞く
一方的にじぶんの話をするのではなく、相手の話に耳をかたむけて、共感したり質問したりすることで、対話のバランスがとれます。
相手の話に興味を持っていることを示すと、偉そうに見えなくなります。
ゆっくり話す
早口で話すと、自信がないか、相手に話を聞いてもらえないと思っているかのどちらかに見えます。
ゆっくり話すことで、自分の言葉に責任を持っていることや、相手の反応を見ていることが伝わります。
物事をストレートに言いすぎない
自分の考えや感想を伝えるときには、相手の立場や感情を考えて、言葉をえらんで話します。
例えば「それは間違っている」と言うのではなく、「それは違う視点から見ると、こういう問題があるかもしれません」と言うように、柔らかい表現を使うと、偉そうに見えなくなります。
笑顔を心がける
笑顔は、自分がリラックスしていることや、相手に好意を持っていることを示す一番カンタンな方法です。
笑顔で話すことで、偉そうな態度ではなく、親しみやすい態度に見えます。
まとめ
患者さんに「偉そう」と思われにくい理学療法士の特徴は、
2.常に勉強しつづける人
3.ニーズや状態にあわせた適切な介入をえらぶ人
2.相手の話を聞く
3.ゆっくり話す
4.物事をストレートに言いすぎない
5.笑顔を心がける
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