リハビリを拒否されやすい理学療法士の3つの特徴【対策も紹介】
リハビリを拒否されるんだけど、患者さんが悪いの?
それとも自分が悪いの?
そんな疑問をお持ちの方に向けた記事です。
リハビリを拒否されやすい理学療法士の特徴は、
・笑顔が少ない人
・目線を合わせず(立ったまま)喋る人
の3つです。
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リハビリを拒否されやすい理学療法士の3つ特徴
2.笑顔が少ない人
3.目線を合わせず(立ったまま)喋る人
タメ口で話す人
リハビリを拒否されやすい理学療法士の特徴1つ目は「患者さんにタメ口で話す人」です。
患者さんは歳上の場合が多いです。
歳上の方に「タメ口」を使えば、当然嫌われやすいですし、リハビリ自体も拒否されやすくなります。
「アイツは信用ならん」という感じですね。
あなた自身も、タメ口を使ってくる後輩が居たら、その後輩を信用して仕事を任せることできますか?
できませんよね。
それと同じです。
また、もし年下であっても相手は患者さんです。
タメ口で話さず、敬語を適切に使うようにしましょう。
笑顔が少ない人
話すときに「笑顔が少ない人」も、患者さんからリハビリを拒否されやすいです。
メラビアンの法則からも、「視覚の情報が優先される」と言われています。
「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」の3つがどれか1つでも一致しない場合には、視覚情報>聴覚情報>言語情報の順番に優先されると示したのが「3Vの法則」です。
「真顔」や「機嫌の悪そうな態度」で優しい言葉をかけられても、信じにくいです。
多少厳しめの励ましでも、笑顔で言えばしっかりと「優しさ」や「愛情」が伝わります。
笑顔が少ない人は、印象も良くないので、リハビリも拒否されやすくなるので気を付けましょう。
目線を合わせず(立ったまま)喋る人
リハビリを拒否されやすい理学療法士の特徴3つ目は「目線を合わさず(立ったまま)喋る人」です。
これは結構できていない方多いのですが、上から見下げられるように喋られると、気分がよくないものです。
車椅子で屋外に出る実習などを受けたことがありますか?
車椅子の人は、とても視線が低いです。
立って喋られると「威圧感」を感じたり、「上からモノを言われているような感じ」がします。
そのため、立ったまま喋らず、目線を下げて、患者さんと「同じ目線」もしくは「下から」喋るようにしましょう。
リハビリを拒否されにくい理学療法士の5つ特徴
2.意見を否定しない人
3.言葉使いが丁寧な人
4.いつもニコニコしている人
5.できていることを褒めて励ましてくれる人
リハビリを拒否されにくい理学療法士の特徴は上記5つです。
これら5つが出来ている人は、単純に「優秀」だと思います。
もしあなたが「上記の5つが出来ている上司」と巡り会えたら「この人についていこう」と思えますよね。
患者さんも同じで、「この人なら信頼できるな」「この人になら自分のことを任せられるな」と感じれば、リハビリを拒否されることはまずなくなります。
※体調の悪さなどでリハビリを拒まれることは当然ありますので、そこはご理解ください
体調が悪くてリハビリ拒否される場合もある
「態度」や「言動」を改めてもリハビリを断られる場合もあります。
それは単純に「体調が悪い場合」です。
具体的には以下のような状態の時です
・疼痛が強くて動けない
・炎症(CRPやWBCが高い値)で怠い
・貧血(Hb:ヘモグロビン値が低い)状態で怠い
など。
患者さんは体調が悪くて入院している訳で、体調が悪くてリハビリができない(やりたくない)という場合も多くあります。
ただし、多少体調が悪かったり点滴が繋がったりしていても、ADLが落ちてしまっては治療している意義がなくなってしまうので、諦めずに上手にリハビリを促していく必要はあります。
まとめ
リハビリを拒否されやすい理学療法士の特徴は、
・笑顔が少ない人
・目線を合わせず(立ったまま)喋る人
・意見を否定しない人
・言葉使いが丁寧な人
・いつもニコニコしている人
・できていることを褒めて励ましてくれる人