肺高血圧症の症状やリハビリについて

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肺高血圧症(PH)とは、肺の動脈(肺動脈)の血圧が異常に高くなる病気です。

通常、肺動脈の血圧は低いのですが、何らかの原因で血圧が上昇すると、心臓や肺に負担がかかり、さまざまな症状が現れます。

肺高血圧症の主な症状

  • 息切れ
  • 疲れやすさ
  • 胸の痛み
  • めまい
  • 足のむくみ

肺高血圧症の原因

肺高血圧症の原因はさまざまで、以下のようなものがあります

  • 肺動脈の狭窄や血栓
  • 左心性心疾患
  • 肺疾患や低酸素血症
  • 慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)
  • 特発性(原因不明)

肺高血圧症の診断と治療

診断には、心エコー検査や心臓カテーテル検査が用いられます。治療は、原因に応じて異なりますが、薬物療法や酸素療法、場合によっては手術が行われることがあります。

肺高血圧症のリハビリ【有酸素運動と筋トレ】

肺高血圧症のリハビリテーションには、いくつかの重要な要素があります。

  1. 呼吸リハビリテーション: 呼吸筋を強化し、呼吸機能を改善するためのトレーニングが行われます。具体的には、深呼吸や腹式呼吸、呼吸筋ストレッチなどが含まれます。
  2. 有酸素運動: 軽度から中等度の有酸素運動が推奨されます。ウォーキングやサイクリング、軽いジョギングなどが適しています。運動の強度や時間は、医師の指導のもとで調整されます。
  3. 筋力トレーニング: 筋力を維持・向上させるためのトレーニングが行われます。軽いウェイトトレーニングや自重を使ったエクササイズが含まれます。
  4. ストレッチング: 筋肉や関節の柔軟性を保つためのストレッチングが行われます。これにより、運動の効果を高め、怪我の予防にもつながります。
  5. 栄養指導: バランスの取れた食事を摂ることが重要です。特に鉄分やビタミンCを多く含む食品を摂取することで、体力の向上が期待できます。
  6. 心理的サポート: ストレスや不安を軽減するための心理的サポートも重要です。カウンセリングやリラクゼーション法が取り入れられることがあります。

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りはスタ運営者の「ぱぱひさ」と申します。総合病院に勤務する現役の理学療法士です。心臓リハビリテーション指導士・呼吸療法認定士を保有しています。がんリハ研修受講済・臨床実習指導者講習会受講済。OSCE(オスキー:客観的評価能力試験)試験官経験あり。心臓リハ・呼吸リハ・ICUリハの分野で働くリハスタッフのためのサイトとなるよう目指して記事を書いていきます。
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