呼吸療法認定士を取るための流れまとめ【5ステップで紹介】

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呼吸療法認定士を取得しようかなあ?
呼吸療法認定士ってどういう流れで取るんだろう?

そんな疑問をお持ちの方に向けた記事です。

この記事では、

「呼吸療法認定士を取得するための流れ」を、

5ステップで分かりやすく解説します。

この記事を書いた人
  • (2023年現在)15年目の現役理学療法士
  • 2014年に呼吸療法認定士を取得
  • ICU(集中治療室)や呼吸リハに携わって10年以上

もっと詳しく知りたい方>運営者情報|りはスタをご覧ください。

結論から言うと、呼吸療法認定士を取るための流れは以下の5ステップです。

呼吸療法認定士を取得するための流れ5ステップ
  1. 実務経験を2年以上積む
  2. 申し込みの前に呼吸リハ関連の講習会へ参加する
  3. 申し込み用紙を印刷(ダウンロード)する【期限あり】
  4. 認定定講習会を受ける
  5. 試験を受ける

また、後半では「りはスタ的な補足」も2つご紹介します。

それではいきましょう。

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呼吸療法認定士を取るための流れ【5ステップ】

呼吸療法認定士を取得するための流れ5ステップ
  1. 実務経験を2年以上積む
  2. 申し込みの前に呼吸リハ関連の講習会へ参加する
  3. 申し込み用紙を印刷(ダウンロード)する【期限あり】
  4. 認定定講習会を受ける
  5. 試験を受ける

実務経験を2年以上積む

呼吸療法認定士の受験資格を得るためには「各資格の実務経験」を2年(ないし3年)以上積む必要があります。

a)臨床工学技士:経験2年以上
b)看護師   :経験2年以上
c)准看護師  :経験3年以上
d)理学療法士 :経験2年以上
e)作業療法士 :経験2年以上

なので、まずは各職種の実務経験を積みましょう。

申し込みの前に呼吸リハ関連の講習会へ参加する

申請の前に、呼吸リハ関連の講習会に参加します。

呼吸療法認定士の協会が定めたポイント(12.5点以上)を得ないと、先へは進めません。

新規申請:認定講習会受講申請に必要な点数は出席12.5点以上です。

オススメなのは「呼吸療法セミナー」です。

「呼吸療法セミナー 〇〇県」とかで調べると、呼吸療法認定士のための点数を取得できる講習会が出てきますよ。

ちなみに、↓は「呼吸療法セミナー 横浜市」と入力して出てきたサイトです。

一般社団法人 神奈川呼吸療法研究会 (google.com)

第37回神奈川呼吸療法カンファレンス(ZOOM配信)

-中略-

本カンファレンスの全ての講義にご参加いただくことにより、以下の点数が付与されます。

・3学会合同呼吸療法認定士の講習受講・更新に必要な点数 25点

申し込み用紙を印刷(ダウンロード)する【期限あり】

呼吸療法認定士の申請には「申し込み用紙を印刷(ダウンロード)する」ということが必要です。

当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、注意しないといけないのが「印刷(ダウンロード)できる期間が限られている」という点です。

第28回(2023年)の実施要項です→k_28youryou.docx (jaame.or.jp)

ダウンロード期間が「2023 年3 月31日(金)17 時まで」となっています。

特定の期間内にちゃんと印刷(ダウンロード)しないと、打ち切られてしまいます。

そして、当たり前ですが、期限中に提出しましょう。

期間中に差し出された『特定記録郵便』のみ
◆定員超過した場合は、抽選となります◆
◆提出順ではありませんので密を避けてご提出ください◆

認定講習会を受ける

見事に申請が受諾されたら、あとは簡単です。

呼吸療法認定士の会から指定された日付で「認定講習会」を受講します。

試験を受ける

最後は、試験を受けます。

呼吸療法認定士の勉強のコツに関して呼吸療法認定士の試験勉強のコツ3つ【メンタルも大切】の記事を参考にしてみてください。

【補足1】5年に1回の更新手続きが必要

呼吸療法認定士は、取得したら終わりではないです。

5年に1回、更新手続きが必要です。

また、その5年間の間に、50点の講習会点数を稼ぐ必要あります。

・半日講習で12.5点
・1日講習で25点

更新手続きの案内は、呼吸療法認定士の協会からちゃんと送られてきます。

とはいえ、自動更新ではないので、忘れると剥奪になるので、気を付けてください。

【補足2】呼吸療法認定士を取得してもお給料は増えないかも

呼吸療法認定士を取得しても、お給料面に反映されない場合が多いです。

理由は、呼吸療法認定士を持っているからといって、リハビリの点数に加算が付くわけではないから。

算定の点数が変わらなければ、病院(施設)が得られる報酬額は同じです。

なので、呼吸療法認定士を持っているからと言って、お給料が増えることはない場合が多いです。

まとめ

呼吸療法認定士を取るための流れは5つのステップでご紹介しました。

呼吸療法認定士を取得するための流れ5ステップ
  1. 実務経験を2年以上積む
  2. 申し込みの前に呼吸リハ関連の講習会へ参加する
  3. 申し込み用紙を印刷(ダウンロード)する【期限あり】
  4. 認定定講習会を受ける
  5. 試験を受ける

申し込みには期限があるので、逆算して行動していきましょう。

とはいえ、呼吸療法認定士を取得してもしなくても、お給料面は変わりない場合が多いです。

現状でも割と価値があると思われるので、転職サイトに登録して、自分の価値を知ってみてから、呼吸療法認定士を取得するかどうか考えてもいいもしれません。

オススメの転職サイトも紹介していますので、ご参考までにどうぞ>リハ職の転職サイトの“求人数”ランキングトップ10【オススメも4つ紹介】| りはスタ

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りはスタ運営者:ぱぱひさ
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りはスタ運営者の「ぱぱひさ」と申します。総合病院に勤務する現役の理学療法士です。心臓リハビリテーション指導士・呼吸療法認定士を保有しています。がんリハ研修受講済・臨床実習指導者講習会受講済。OSCE(オスキー:客観的評価能力試験)試験官経験あり。心臓リハ・呼吸リハ・ICUリハの分野で働くリハスタッフのためのサイトとなるよう目指して記事を書いていきます。
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