理学療法士が抱く3つの不安と解消方法【人間関係・スキルなど】
理学療法士として自分は大丈夫なんだろうか。自分のスキルとか職場の人間関係とか、不安材料が多いなあ。
そういった方に向けた記事です。
この記事では、理学療法士が抱く不安3つと、その解消方法について紹介します。
理学療法士が抱く不安は、
2.患者さんの状態が改善されないときの不安
3.自分のスキルや知識が足りないと感じるときの不安
理学療法士が抱く3つの不安と解消方法
人間関係や職場環境に関する不安
理学療法士はチーム医療の一員として働くため「人間関係」や「職場環境」に関する不安は多いです。
人間関係には、
・リハビリスタッフ同士の関係
・医師や看護師などの他スタッフとの関係
などがあります。
職場環境に関しては、
・病院や施設ごとのローカルルール
などです。
特に人間関係というものは、「ストレス」や「満足度」に大きく影響します。
そのため、不安を抱え込まずに、適切な方法で解決することが必要です。
解決方法は、人や状況によって異なりますが、以下の5つのことが有効です。
・必要ならば第三者に助けを求めること
・誤解やトラブルは早めにクリアにすること
・相手の立場や気持ちを理解しようとすること
・ポジティブなフィードバックや感謝の言葉を伝えること
患者さんの状態が改善されないときの不安
患者さんの状態が改善されないとき、私たちは「自分の施術」や「判断」に責任を感じます。
しかし、患者さんの状態は、リハビリのみでなく、多くの要因によって左右されます。
【関連記事】ADLが上がりにくい患者さんの特徴3つ【リハビリのコツ3つ】|りはスタ
そのため、自分だけを責めるのではなく、患者さんと一緒になって問題を分析し、解決策を探すことが大切です。
また、同僚や上司に相談することで「他の視点」や「広い視点」でアドバイスがもらえるかもしれません。
大切なのは、「1人ですべてを抱え込まないこと」です。
自分の見落としていた点や改善できる点を発見できるかもしれません。
自分のスキルや知識が足りないと感じるときの不安
理学療法士は常に新しい知識や技術を学ぶ必要があります。
しかし、自分の専門分野以外のことも知っておく必要があるかもしれません。
例えば、
・他のスタッフの業務内容
・医療制度や法律に関すること
など、挙げだしたらキリがありません。
なので、自分のスキルに不安を感じたときは、自分の「強み」や「得意分野」を探すといいです。
・得意な分野
・興味のある分野
好きなことや興味のあることは、勉強にも身が入ります。
やり方としては、
2.優先順位をつけて、計画的に学習する
3.同じ目標を持った仲間を見つける
と進めて行ってください。
互いに刺激しあったり励ましあったりすることで、学習効果やモチベーションを高めることができます。
【補足1】不安は必ずしも悪いモノではない
不安というものは、社会人なら誰しもが持っています。
しかし、不安は必ずしも悪いものではありません。
不安を感じるということは
・自分に何が足りないか
・自分には何ができるか
不安を乗り越えるためには、自分自身を客観的に見つめ直し、問題を分析し、解決策を探すことが必要です。
また、自分だけで悩まずに、周りの人に相談したり協力したりすることも大切です。
理学療法士は一人ではなく、チームの一員です。
自分の不安を共有し、支え合うことで、より良い仕事ができるようになります。
【補足2】不安を消すには行動するしかない
不安を消す方法はただ一つ「行動すること」です。
多くの人の間違いは、悩みを抱え、不安な状態になったときに、「どうしよう、どうしよう」と思考停止のループに入ることです。行動を起こさない限り、いくら悩んでも絶対に問題が解決されることはありません。
ですから、不安を消すことは簡単です。「行動する」ことです。
考えていても不安は解消しません。
「スキルアップ」なり「転職活動」なり、まずは行動しましょう。
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まとめ
・不安は悪いモノではなく、自分の人生を見つめ直すための「キッカケ」になる
・不安は「行動すること」でしか解消しない