1年目の理学療法士がスキルアップするための3つのコツ

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理学療法士の1年目ってどう勉強すればいいんだろう。
職場の先輩からは色々言われるけど、結局なにを勉強するのが良いのか分からない。

そんな方に向けた記事です。

この記事を読めば、

理学療法士1年目が、スキルアップするためのコツ3つ

が分かります。

後半では、

理学療法士1年目でやっちゃいけないこと3つ

もご紹介します。

結論から言うと、1年目の理学療法士がスキルアップするコツは、

1年目の理学療法士がスキルアップするコツ
  • 研修やセミナーに積極的に参加する
  • 読書やインターネットで情報収集する
  • 自己反省やフィードバックを活用する

の3つです。

一つずつ解説していきます。

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1年目の理学療法士がスキルアップするための3つのコツ

1年目の理学療法士がスキルアップするためのコツは、

1年目の理学療法士がスキルアップするコツ
  • 研修やセミナーに積極的に参加する
  • 読書やインターネットで情報収集する
  • 自己反省やフィードバックを活用する

1つずつ解説していきます。

研修やセミナーに積極的に参加する

理学療法士の1年目は「研修」や「セミナー」「学会」に積極的に参加しましょう

知らない分野やハイレベルな内容に触れることができるからです。

学会などの参加すれば「他の理学療法士との交流」もできます。

  • 院内で開催される、リハビリ科内の勉強会に参加する
  • 院内で開催される、他の職種の勉強会に参加する
  • 地域で開催される勉強会に参加する
  • 学会(地域や全国)に参加する

世の中には、努力している理学療法士がたくさん居ます。

全国学会などに参加すると、良い刺激になり、向上心にも繋がるのでオススメです。

読書やインターネットで情報収集する

読書やインターネット、SNSで情報収集をするのもスキルアップに繋がります。

研修やセミナーだけではカバーできない分野も多くあるからです。

最近では、個人でブログをやっている理学療法士も多いです。

そうした人をフォローしておくと、臨床で為になる情報が手に入ります。

また、医学関連以外の知識も得ると、仕事が楽しくなります。

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自己反省やフィードバックを活用する

スキルアップのためには、自分の強みや弱みを把握することも重要です。

そのためにも「自己反省」や「フィードバック」を活用するようにしましょう。

  • 夜に1日を振り返る
  • 週末に1週間を振り返る
  • 月末に1ヶ月を振り返る

フィードバックでは、上司や同僚から意見やアドバイスをもらいましょう。

アドバイスをもらう相手は、決して理学療法士だけでなくてもよいです。

私はよく「薬剤師さん」や「管理栄養士さん」からアドバイスをもらっています。

自分が尊敬できる人に相談するのがオススメです。

1年目の理学療法士がやってはいけないこと3つ

理学療法士としてのキャリアを始めたばかりのときは、患者さんや同僚との関係を築くのは大切なことです。

しかし、そのためには「やってはいけないこと」もあります。

1年目の理学療法士がやってはいけないこと
  • 患者さんに対して、無責任な対応をする
  • 同僚や上司に対して、敵対的な態度をとる
  • 自分のスキルや知識に満足して勉強をしない

これら3つを、1年目や若手'(5年目以下?)でやるのはNGです。

最初の1年目にミスると、その後の“理学療法士人生”に影響します。

患者さんに対して無責任な対応をする

患者さんは、理学療法士に対して信頼感や期待感を持っています。

そのため、無責任な発言や行動はNGです。

  • 患者さんとの約束を破る
  • 口先だけで(ごたくを並べて)行動をしない
  • リハビリが進まないことを患者さんの(状態)のせいにする 

こうした態度や考え方は、患者さんだけでなく、じぶん自身のモチベーションを下げる可能性があります。

患者さんに対して、常に尊重と配慮を持って接しましょう。

同僚や上司に対して敵対的な態度をとる

理学療法士は「チームワーク」が重要な職業です。

そのため、同僚や上司に対して敵対的な態度をとることはNGです。

  • あなたのやり方は間違っていると指摘ばかりする
  • あなたの指示には従えないと拒否的な反応をする

少し知識がついたり、仕事に慣れてくると、こうした態度をとるスタッフも稀にいます。

悪口や反抗は、結局じぶん自身の評価を下げたり、チームワークを乱したりすることに繋がります。

同僚や上司に対して常に「敬意」と「協調性」をもって接しましょう。

自分のスキルや知識に満足して勉強をしない

理学療法士は、常に新しいスキルや知識を身につける必要があります。

スキルや知識に満足して勉強を怠ると、時代に置いていかれます。

医療は日進月歩です。

私が勤めてから(2009年以降)、循環器(心臓リハ)の分野でさまざまな治療が出てきました

以下に例を示します

  • フレイルティ(虚弱)という状態が心臓手術後に悪影響を与える
  • TAVI(タビ:カテーテルによる大動脈弁の置換術の手術)が日本でも行われるようになった
  • 心不全の治療薬に「ファンタスティック4(フォー)」というものが出てきた
  • IMPELLA(インペラ)というは、新たな補助循環デバイスが出てきた

などなど

こうした知識は、日々の勉強を怠らないことがとても大切です。

ちなみに、循環器の分野であれば「大西勝也先生」の「心不全アカデミー」というYouTubeの動画がとても勉強になります。

家事をしながら、聴くこともできるので、大変便利でオススメです。

心不全・心機能アカデミー – YouTube

まとめ

1年目の理学療法士がスキルアップするコツ
  • 研修やセミナーに積極的に参加する
  • 読書やインターネットで情報収集する
  • 自己反省やフィードバックを活用する

最初から優秀な理学療法士などいません。

謙虚さと向上心を忘れず、目の前の患者を大切にしていきましょう。

そうして日々の勉強をしていけば、いつしか高いところに達しています。

スティーブ・ジョブズによるスタンフォード大学の卒業式でのスピーチに出てくる言葉である。要約すると、「将来を予想して、点(知識や経験など)と点をつなぐことはできない。後々の人生で振り返った時にしか、点と点をつなぐことはできない。今やっていることが、将来、自身の役に立つ(点と点がつながる)と信じて取り組みなさい。」という主旨である。

転職活動も「キャリアアップ」や「スキルアップ」になるので、転職サイトに登録しておくことをオススメします。

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りはスタ運営者の「ぱぱひさ」と申します。総合病院に勤務する現役の理学療法士です。心臓リハビリテーション指導士・呼吸療法認定士を保有しています。がんリハ研修受講済・臨床実習指導者講習会受講済。OSCE(オスキー:客観的評価能力試験)試験官経験あり。心臓リハ・呼吸リハ・ICUリハの分野で働くリハスタッフのためのサイトとなるよう目指して記事を書いていきます。
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